中国茶は発酵の度合いから6つに大別されています。
下に簡単にご紹介しましょう。
種類 発酵の度合い 代表的な茶 緑茶 不発酵龍井茶・碧螺春・珍眉茶・黄山毛峰・珠茶など 白茶 弱発酵白牡丹・白毫銀針・寿眉など 黄茶 弱後発酵君山銀針など 青茶 半発酵高山茶・凍頂烏龍茶・包種茶・武夷 紅茶 完全発酵祁門紅茶・正山小種など 黒茶 後発酵プーアル茶など でも、このいろいろなお茶が実は同じ茶と言う木から作られているのはちょっとおどろきです。
発酵の方法や度合い、熱の加え方など、製造過程の違いでたくさんの種類のお茶ができるのです。
もちろん、お米にコシヒカリとササニシキがあるように、お茶の木にもいろいろな種類があり、それぞれ特徴を持っています。台湾で栽培されているものを上げていくと、青心烏龍・ 軟枝烏龍・鉄観音・水仙・金萱(台茶12号)・翠玉(台茶13号)・阿薩姆(アッサム)・大葉烏龍など数え切れないくらい有ります.。
高山茶にはいろいろな種類が使われており、「高山金萱茶」・「高山翠玉茶」などと言う名前で売られている事もあります。高山茶も烏龍茶の一種ですが、わざわざ「高山茶(烏龍)」などと書いてあるものは、烏龍種の葉で作られた高山茶であるということを示しているのです。