梅山の茶畑

観光ガイドやお茶の本などによると台湾の烏龍茶は1年に5〜6回収穫できると書いてあります。しかし、おいしいお茶を作るには年6回は取り過ぎだそうです。梅山では春夏秋冬の4回が収穫の時期となっています。
同じ畑から取れる葉でも成長途中の気候や手入れの状態、収穫前後の天気などによって出来上がりに差が出てしまいます。やはり、手間をかけて丁寧に作った方がおいしくなるのはお茶に限った事ではないでしょう。
お茶の製造過程は大きく分けて晒青→揺青→炒青→揉捻と乾燥と言う順番で行われます。


以下に簡単に説明しましょう。

葉を広げるための
シートを
準備しています
@晒青…摘葉した茶葉を敷物の上に広げて乾かし日光に当てます。
A揺青…葉を竹籠に入れて動かす事により葉を互いにすり合わせて発酵を促進させます。


右は室内萎凋の様子です 。 日光に当てた後室内に入れて室内 萎凋し、その後Aの 揺青に移り ます。

この釜で
160度から
180度くらいの
高温で
処理します.

B炒青…緑茶の殺青にあたり、高温を加えて酵素の活動を停止させ、水分を蒸発させて烏龍茶特有の色・味・香りを出します。
揉捻には
人力と機械の両方が使われます.
C揉捻・乾燥…葉を揉んで水分を除く作業です。
D乾燥‥最後に乾燥させて出来上がりです。
当店で販売している梅山高山茶は,品評会でも高い評価を受けています 。 高山茶ファンの方はもちろん、中国茶初心者の方にも一度試していただけたら大変嬉しく思います。